「GLOBAL TECH(グローバルテック、以下:GT)」は、ICHINOYA Inc.(所在地:東京都渋谷区、代表:福田 大記)が提供する、テクノロジー分野のさまざまなテーマについて実践的に学習できる高校生向け夏期プログラム。基礎知識習得・開発体験を通して、自動運転や機械などの最新テクノロジーを学んでいきます。
2019年、米マサチューセッツ工科大学(以下通称:MIT)協賛のもと、日本での同プログラム提供を開始。現在では都内進学校を中心に、20校超の中学校・高等学校に導入されています。
実際にアメリカの生徒たちも使用する英語の教材を使いながらプログラミングを学ぶなど、本場さながらの学習内容がポイント。受講生の進路選択にも、その成果は現れています。
今回、2022年に受講した生徒に話を聞きました。

■ GLOBAL TECHを知ったキッカケは?
初めて知ったのは、学校の職員室前の掲示板でした。そこに貼ってあった GLOBAL TECH のポスターを見て、面白そうだなと思ったのが最初のきっかけです。
私はもともと「ものづくり」が大好きで、機械のハードウェアにすごく興味を持っていました。例えば、火星探査機とか。そのハードウェアを実際に動かすためにはプログラミングが必要だったので、詳しく学んでみたいと思いました。
■ GLOBAL TECH、参加の決め手は?
私にとって、”MITのコースである” ということと、”英語で学べる” というのが、大きな決め手でした。海外の大学への進学を目指しているので、プログラミングに関する知識や用語を、レベルの高い現地の教材で学習できることが魅力的でした。

プログラミングについて学びたいと、前から思ってはいたんですけど、始め方が分からなくて…。単純にプログラミングを勉強するだけじゃなく、英語の教材を使えるこの機会に、始めてみようかなと。
参加前はプログラミング未経験で、MITのコースをクリアすることができるのか不安だったんですけど、基礎から学習でき、過去の先輩たちも未経験から初めてクリアしているから初心者でも大丈夫ということだったので、参加を決めました。
また、一見難しそうなプログラムに参加することによって、何か大きい課題があったときに、どうやってそれを分割し、解決していくのかという「思考プロセス」も身に付けられると思ったのも参加の理由のひとつでした。
(あと、決め手ではないですが、)今の時代、どんな職業でもプログラミングのスキルは必要になってくると考えていて、早いうちに習得しておきたいとも思っていました。コンピューターやロボットが、ほとんどの仕事をするような世界になった時、それらを扱えるような人材じゃないと、と思います。
■ 何を学んだ?

「自動運転コース」で、自動運転の基本的な仕組みと Python というプログラミング言語を理解し、実際にどのように自動運転を行うのかを学びました。
基礎を習得したあとは、実際に学んだプログラミングを使って、車をシミュレーション内のコースで走らせます。いくつかあるアクティビティをクリアするとき、注意すべきポイントや改善点などが出てくるので、最終的にそれらを全てまとめてプログラミングを完成させます。
■ どんな変化があった?
Advanced Placement(AP|米国非営利団体 College Board が提供する高校生に大学の初級レベルのカリキュラムと試験を提供するプログラム)で、コンピューターサイエンスの授業を受けることにしました。
GT受講前は迷っていましたが、受講後は、プログラミングの楽しさに気づき、もっと学びたい、もっとスキルをつけたいと思って、APの授業も受けようと思いました。
また、受講前から変わっていないですが、卒業後は海外の大学に進学し、工学に関することを学びたいです。
あとは今後、色んなことを”コンピューターがコントロールする”世界になっていくと思うんですけど、私は”コンピューターをコントロールする”仕事につきたいと思うようになりました。
具体的なイメージはまだないですが、人間とコンピューターをつなげるプログラミングを使って何かしたいです。
■ 受講生に向けて...
アメリカの、しかも MIT という名門大学が協賛しているコースを日本で受けられる機会があるって、本当にすごいことだと思います。
その分レベルの高いプログラムで、英語で行うということも多くの人にとって難しそうに感じるポイントだと思うんですけど、プログラミングと英語が同時に学べるいい機会だと思ってぜひ参加してみてほしいです。

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プログラミングの基礎と応用を、MITでも使われている現地の英語教材で学ぶことができるGLOBAL TECH。このプログラムを通して学ぶことは多く、過去の受講生の中には、学んだ知識を活用して、プログラミングを書くエンジニアとしてインターン活動をしている学生もいます。
ICHINOYAでは、多くの学校がプログラミング教育を導入する支援をおこなっています。GTは、ポスターを掲示するだけで案内ができますので、ぜひお気軽にお問合せください。
GLOBAL TECHに関するお問い合わせは、こちらから。
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